タイトル

 
観光企画論
Tourism Business
年度 2017 時間割番号 20132056 更新日 2017/09/05 16:28:42
科目区分 専門教育科目 単位数 2 必選区分 選択
授業種別 講義 対象年次 3~3 開講期間 後期
授業方式 単独 池キャンパス 永国寺キャンパス
担当教員 2156192 梶原 太一 所属 文化学科
履修における注意点  
前提となる知識は必要ありません。
 
資格・区分等  
 
ディプロマ・ポリシーとの関連性  
 
授業の概要  
経済学・経営学・商学・会計学的な視点を基礎に、観光ビジネス(Tourism Business)について学びます。講義では、まず、各観光ビジネスの中身を理解していくための基礎知識として、標準的な損益分岐点分析と投資の経済性評価技法を身に付けます。次いで、観光ビジネスを担っている、①旅行業種、②旅館・ホテル業種、③テーマパーク業種、④土産品製造販売業種を取り上げ、これらの業種のビジネスモデルの特徴や収益・費用の構造、設備投資、資金調達の方法、具体的な企業の状況といった事柄を理解します。最後に、観光振興に携わる非営利組織としての観光協会(DMO)の役割と意義について検討します。
 
達成目標(達成水準)  
(1) どのような業種や企業が観光ビジネスを担っているか、理解できるようになる。(30%)
(2) 各観光ビジネスの収益と費用の構造を、理解できるようになる。(40%)
(3) 経済学・経営学・商学・会計学的な物事の見方を身に付ける。(20%)
(4) この講義を通して観光ビジネスの基礎となる知識を習得し、将来、観光の企画・立案・実施に携わる機会が訪れた際に、力を発揮されることを期待します。(10%)
 
授業計画  
第1回 観光ビジネスのてほどき
第2回 観光ビジネスの機能
第3回 分析の基礎(1)損益分岐点
第4回 分析の基礎(2)投資の経済性:回収期間法、投資利益率法、正味現在価値法
第5回 情報処理演習(1)損益分岐点および投資の経済性の計算
第6回 旅行業種のビジネスモデル
第7回 旅行業種に属する企業の分析
第8回 旅館・ホテル業種のビジネスモデル
第9回 旅館・ホテル業種に属する企業の分析
第10回 テーマパーク業種のビジネスモデル
第11回 テーマパーク業種に属する企業の分析
第12回 土産品製造・販売業種のビジネスモデル
第13回 情報処理演習(2)各観光ビジネスの経営指標の計算
第14回 観光協会(Destination Management Organization、DMO)のしくみと役割
第15回 観光ビジネスのおさらい
第16回 期末試験
成績評価(基準と方法)  
毎回の授業内容の要約課題 20%
期末試験 80%

計100%
 
教科書・参考書  
教科書:教員の作成した資料を配布します。
参考書:
   有限責任あずさ監査法人編『レジャー産業の会計実務』中央経済社、2010年。
   櫻井通晴『管理会計[第6版]』同文舘出版、2015年。
   玉村和彦『パッケージ観光論』同文舘出版、2003年。
   藤井秀登『現代の観光事業論』税務経理協会、2014年。
   谷口知司編『観光ビジネス論』ミネルヴァ書房、2010年。
   フィリップ・コトラー他『コトラーのホスピタリティ&ツーリズム・マーケティング[第3版]』
    ピアソン・エデュケーション、2003年。
   DMAI『Standard DMO Performance Reporting : A Handbook for DMOs』2011年。
 
授業外学習課題  
第2〜14回 購読課題(reading assignment)として、事前に配布された資料を読んでおいてください。
第15〜16回 「期末試験模擬試験」を配布しますので、一度、解いておくことをおすすめします。
オフィスアワー  
<前期>
 火16:20〜17:50 木14:40〜19:30、21:15〜21:30 金16:20〜17:50
<後期>
 火16:20〜17:50 水14:40〜17:50 木14:40〜17:50 金16:20〜17:50
 
備考  
PCを利用した各観光ビジネスの分析を行うために、複数回、情報・語学演習室に移動して授業を行う予定です。
 
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