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「観光まちづくりフィールドスタディⅠ」を履修していなくても履修できます。
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この授業では、観光まちづくりのフィールドにおける実践力を高めることを目的として、①「観光ビジネス」に関する基本文献を購読し、次いで、②観光ビジネスの応用分野としての「四国遍路」を研究対象とした文献を読み解いていきます。現代の「四国遍路」は、四国という地域に根ざした宗教的・民俗的現象であると同時に、他地域から訪問者を受け入れる観光現象としての側面も持っています。したがって、観光ビジネスを捉える基礎的な視点を身に付けた上で、「四国遍路」の現代的な変容を眺めていこうとする点が、この授業の主題です。
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(1)専門分野の文献を読み解き、内容を理解する。(30%) (2)文献を理解した上で、それに対する自分の見解を述べることができる。(30%) (3)自分の意見をレポートにまとめることができる。(40%)
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毎回の検討文献の内容理解 30% 毎回の討論への貢献 30% 期末レポート課題 40%
計100%
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教科書: <前半>デービッド・アトキンソン著『新・観光立国論【実践編】世界一訪れたい日本のつくりかた』(東洋経済新報社、2017年)。 <後半>森正人著『四国遍路』(中公新書、2014年)。
参考書: <前半>デービッド・アトキンソン著『新・観光立国論』(東洋経済新報社、2015年)。 <後半>頼富本宏著『四国遍路とは何か』(角川選書、2009年)。 佐藤久光著『遍路と巡礼の社会学』(人文書院、2004年)。 星野英紀・浅川泰宏著『四国遍路─さまざまな祈りの世界─』(吉川弘文館、2011年)。 下西忠著『御詠歌でめぐる四国八十八ヵ所』(明石書店、2009年)。
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第2回~第15回
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毎回、指定された検討文献の該当箇所を事前に読み、疑問点などをまとめておくこと。
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<前期> 水13:00〜16:10 木16:20〜19:30 金16:20〜17:50 <後期> 水13:00〜16:10 木14:40〜17:50 金16:20〜17:50
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担当教員は、民間企業において役職を歴任し、非営利法人と株式会社の監査ならびに業務執行の分野での実務経験を有しており、企業の経営および財務に関するそれらの経験から得た知見を、本講義の内容に取り入れています。
この講義の後半では、宗教的事柄が検討素材として取り扱われますが、「宗教に関する寛容の態度、宗教に関する一般的な教養及び宗教の社会生活における地位」(教育基本法第15条)を尊重するとともに、公立学校が「特定の宗教のための宗教教育その他の宗教的活動をしてはならない」(同条第2項)ことに留意して、授業を進めます。
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