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ビジネスを理解する能力を身に付けるために「簿記」を学びます。ビジネス(business)とは、企業が何らかの目的を達成するために行う一連の経済活動のことです。簿記(bookkeeping)は、一定の規則にしたがって、企業の経済活動を帳簿に記録するための手段であり、世界共通で用いられている「ビジネスの言語」(The Language of Business)です。 講義では、「企業の経済活動」をどのように見ていけばよいのか、そもそも人間にとって「記録」とは何なのか、といった疑問をひも解きながら、簿記の基本的なしくみを解説していきます。また、企業の不祥事が話題となっている昨今の状況を踏まえ、ビジネスにおける「倫理」(ethics)について考える機会も設けます。日商簿記検定(初級、3級)、全経簿記能力検定(3級、2級)などの資格取得に関心のある方の受講も歓迎します。
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(1) 企業の経済活動の流れについて、理解できるようになる。(20%) (2) 複式簿記の基本的なしくみについて、理解できるようになる。(30%) (3) 企業の基本的な経済活動を、冷静に、丁寧に、正確に記録できるようになる。(40%) (4) 日商簿記検定、全経簿記能力検定などの資格取得に向けて、基礎となる能力を身に付ける。(10%)
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第12回
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会計倫理(accounting ethics)
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毎回の授業時の課題 30% 期末試験 70%
計100%
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教科書:矢部孝太郎編著、梶原太一ほか著『簿記学[第2版]』税務経理協会、2017年11月。
参考書:野口昌良・清水泰洋・中村恒彦・本間正人・北浦貴士編『会計のヒストリー80』中央経済社、2020年。 成川正晃編著『ビジネスセンスが身につく簿記』中央経済社、2018年。 清村英之著『英文会計が基礎からわかる本[第2版]』同文舘出版、2019年。 デニス・シュマント=ベッセラ著/小口好昭・中田一郎訳『文字はこうして生まれた』岩波書店、2008年。 ジェイコブ・ソール著/村井章子訳『帳簿の世界史』文藝春秋、2015年。 渡邉泉著『会計学の誕生─複式簿記が変えた世界─』岩波新書、2017年。 瀧田輝己著『財務会計論』税務経理協会、2015年。
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第2〜14回
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購読課題(reading assignment)として、教科書の指定の箇所を読んでおいてください。
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第4回
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購読課題:教科書pp.14〜26、31〜33
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第13回
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購読課題:教科書pp.142〜147、158
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第15〜16回
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「期末試験模擬試験」を配布しますので、一度、解いておくことをおすすめします。
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<前期> 水13:00〜16:10 木16:20〜19:30 金16:20〜17:50 <後期> 水13:00〜16:10 木14:40〜17:50 金16:20〜17:50
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担当教員は、民間企業において役職を歴任し、非営利法人と株式会社の監査ならびに業務執行の分野での実務経験を有しており、企業の経営および財務に関するそれらの経験から得た知見を、本講義の内容に取り入れています。
この講義を通して、複式簿記の基礎となる知識を習得し、将来、ビジネスに携わる場面が訪れた際に、力を発揮されることを期待します。
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